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メキシコ 

<国の概略>

正式名称 : United Mexican States (和文)メキシコ合衆国

言語 : 公用語:スペイン語

首都 : メキシコシティー

面積 : 197万平方km(日本の5.3倍)

人口 : 1億320万人(2002年、国勢調査)

民族 : 混血60%、先住民25%、ヨーロッパ系(スペイン系など)

在留日本人 : 約4,617名(04年10月現在)

日系人数 : 約16,750名(04年12月現在)

日本との関係: 伝統的に友好関係

          1997年には、日本人のメキシコ移住100周年

          1998年には日墨修好通商条約(我が国初の平等条約)締結110周年。

宗教 : カトリック(国民の約9割)

気候 : 太平洋側の海流がメキシコの北西部に乾燥した風をもたらし、カリフォルニア半島および

     北部諸州では雨量はきわめて少なく、高温乾燥地帯となっている。一方メキシコ湾の海流は

     カリブ海の熱帯性の風を伴い、メキシコ湾に面する低地は高温多湿で雨量も多い。

     内陸の高原の気候は温和で、5〜10月の雨季とその他の乾季がある。

現地通過 : Peso (ペソ) 1米ドル=10.88ペソ(2005年10月末現在)

(メキシコ通貨のペソは、ここ数年非常に安定しているように思う。)

一人当たりGNP: 6,506米ドル(2004年、中銀)

 

メキシコの生活情報

住宅事情

一般の住宅のほか、Suites(スイーテス)と呼ばれるアパートホテルがある。多くは便利な場所にあり、寝室、居間、台所を備え、ホテル並みのサービスが受けられ、単身赴任者には便利である。
治安は、1994年末の経済危機以降悪化しており、決してよいとはいえない。したがって、アパートや住宅は門番やガードマンが警備し、さらに何重かの鍵で防犯をしているのが普通である。住宅選定の際は、治安対策を確かめることが一番重要である。
最初の契約期間(1年)が過ぎると、家賃を値上げされることがある。米ドル払いの場合は値上げはまれであるが、ペソ払いの場合は、物価上昇のつど値上げを要求されることも珍しくない。メキシコシティーでは米ドル払いが多いが、地方ではペソ払いが一般的である。
1カ月の家賃は、メキシコシティーは地方に比べて高く、家具付き2〜3LDKのアパートの場合、(場所にもよるが)1000〜3000米ドル程度と様々である。当然のことながら、比較的治安の良い高級住宅街程高くなる。

地方であれば、一般住宅(庭付き2〜3LDK)で、500〜1000米ドル程度である。

住宅の探し方は、不動産に仲介を頼むこともできるが、手数料が発生するため、安く探そうと思えば、新聞広告か、あるいは、直接住みたい地域を歩き、「Se Renta(貸家)」の張り紙を見つけて直接交渉したり、気に入ったアパートの門番に空き室の有無を確かめるなどの方法もある。

賃貸契約は文書により行われる。契約期間は通常1年で、契約時に1〜2カ月分のデポジット(契約終了後に返金される)と、最初の1カ月分の家賃を支払うのが通例である。

家電

(1) 電圧
電圧120V、周波数は60Hzである。電圧が日本と違うため、冷蔵庫やトースター、ミキサー、ホットプレート、そのほかの電化製品は、日本仕様のものには変圧器を持参しなくてはならない。ちなみに自分が住んでた時は、変圧器なしで直接使用していたが大丈夫であった。ただし、停電直後の回復の際、普段より大きな電圧がかかることもあるので、その時に故障する可能性がある。)

(2) コンセント、モジュラージャックの形
 コンセントは日本と同様、2股である(ただし、片方の穴が他方より長い)。また、3股の場合もある。いずれにしろ、日本仕様のコンセントは問題なく差し込める。 モジュラージャックは日本と同じである。

 コンセント    モジュラー

(3) 家電製品
洗濯機、冷蔵庫、皿洗い機、ミキサー、ジューサー、電子レンジ、掃除機、アイロンなど、生活上最低限必要な品はどこでも入手できる。アメリカ製、日本製、韓国製がかなり出回っている。価格は、日本の価格と変わらない。

(4) テレビ受信
受信は日本と同じ方式であるが、日本仕様の受像機は周波数の調整と電圧変換が必要である(メキシコは120V、60Hz)。持参する場合は、メーカーに相談したほうがよい。

インターネット
街中にインターネットカフェが数多くあり、主要ホテルのほとんどにインターネットのサービスがある。プロバイダーもいろいろとあるが、個人的にはプロディジー(Prodigy/Telmex社)が良いと思う。

食料

(1) 一般事情
メキシコシティーの食料事情は豊かで、全国の産物が集まるといっても過言ではない。
アメリカと国境を接している北部ソノラ州からは牛肉・酪農製品、山岳地帯のチワワ州からはリンゴ、酪農製品(特にチーズが有名)、その南のシナロア州からは野菜、低地帯のメキシコ湾岸・太平洋岸からは魚介類と果物、グァテマラとの国境があるチアパス州付近からはコーヒー、米、マンゴーなどのトロピカルフルーツ、またオアハカ州のチーズも有名である。中央高原地帯では、主食となるトウモロコシをはじめとする穀物や、一年中秋のような気候のため野菜も作っており、マツタケなどのキノコ類もとれる。ユカタンではシカの肉とハチミツが名産である。
これらの産物が大消費地であるメキシコシティーに集まってくるため、食生活に不自由を感じることはほとんどなく、地方に住む場合でも、日本食材にこだわらなければ特に問題はない。
アメリカ型スーパーのほか一般の店舗も多く、衛生状態は悪くない。あまり神経質になりすぎてもメキシコ生活はままならないが、飲料水と食料品には注意すること。露店での飲食は避けたほうが無難である。

<日本食料品を購入できる店>
 日本茶、のり、ヒジキ、ワカメ、昆布などの海草類、だしの素、「味の素」、削り節、粉末わさび、干しシイタケ、かんぴょうなどは、少々高いが次の店で手に入る(詳細はイエローページを参照)。
清水商店(スーペル・アベニーダ)

ミカサ (ここが個人的にはオススメ!)

スーパー・タダヤ

山本物産

丸福

 

現地での傷病

(1) 一般の疾病
平地の4分の3の酸素量であるため高山病になりやすく、慣れないうちは胃腸が活発に動かない。また、人によっては非常に疲れやすく、頭痛が続くことがある。慢性的な不眠を訴える人も多い。眼科的な持病のある人は高地の影響から悪化の恐れがあるので、日本で治療をきちんと受けておく。
特に乾季(11〜4月)には風邪をひく人が多い。一度風邪をひくと治りにくく、せきも止まりにくい。
メキシコシティーは高地でかつ人口が密集しているため、大気汚染がひどく、世界でも有数の光化学スモッグ発生都市である。のど、気管支が炎症を起こしやすいほか、目が痛くなる人もいるが、日ごろから帰宅後のうがいや目薬をさすなど習慣としていれば防ぐことができる。

(2) 風土病、感染症
特にないが、A型肝炎、アメーバ赤痢症に注意すること。場所によっては野犬が多く見られ、かまれた場合は、専門の医療機関でワクチン接種などの処置がとれるようになっている。

(3) 有害動物、病害虫
蚊、ハエ、毒蛇、毒グモ、サソリ、ムカデ、毒アリ、ブヨ、ネズミなどはいるが、都市部ではほとんど見られない。
半砂漠や野原などで大型のアリに刺されると、痛みと微熱が1週間ほど続くことがある。野外に出かける時は、しっかりした靴に厚手の靴下の着用が不可欠である。

治安、暴動、クーデターなど

(1) 一般的治安状況
南部チアパス州、ゲレーロ州などで反政府ゲリラ活動が見られるが、現在のところ首都メキシコシティーでは、テロ、暴動、クーデターの可能性は少ない。しかしながら、強盗、窃盗など一般犯罪が多く発生しているので、注意が必要である。

 

火災、風水害、地震

(1) 一般的災害発生状況
乾燥しているにもかかわらず、火災は少ない。メキシコシティーに限り、風水害もあまりないようである。地震国であり、最近では2003年1月21日に西部太平洋沿岸のコリマ州で、マグニチュード7.6を記録している。

 

主な観光地と見どころ

観光資源は豊富であり、主要な観光地だけでも、2〜3年の滞在期間中では見終わらないほど多彩である。日本の5倍強の国土に広がる自然は、北部の沙漠地帯、中央高原、南部の熱帯密林、海岸地方と変化に富んでいる。このような自然のなかに、テオティワカンやマヤ遺跡といった古代インディオ文化や、タスコ、プエブラ、グァナファトといったスペイン植民地時代の影響を残した町々、そしてアカプルコ、カンクンなどの近代的保養地としてのリゾート地帯があり、目的や日数によりさまざまな旅を楽しむことができる。

 

<北部>
・チワワ
メキシコのグランドキャニオンと称されている渓谷。チワワ鉄道を利用する。小型犬チワワの産地というが、現在は見かけないようである。
・バハ・カリフォルニア
雄壮な海岸美を楽しめる半島。先端にカボ・サンルーカス、ラパスなどの名勝地がある。ペリカン、アザラシなどの生息地もあり、2、3月のシーズンにはクジラの親子が見られる。動物をかたどった木の細工が名産である。

<中部>
・グァダラハラ
古都で、陶器、オパール、テキーラの産地である。マリアッチ(大衆音楽を奏でる楽団)発祥の地でもある。メキシコ人の間では、白人系の美女が多いことでも知られている。
・ベラクルス
メキシコ湾岸の歴史的な町。スペインのコルテス軍はここから侵入した。
・アカプルコ
世界的に有名な観光地であるが、どちらかと言うとアメリカ人の好みそうな町並みで、カンクンと比べると古い町並みが目立つように感じる。太平洋側に位置し、エビ、カキ、タイなどの海産物がおいしい。民芸品の宝庫でもある。

<南部>
・オアハカ
古きよき時代のメキシコの姿が残っている町。先住民の織物・刺しゅうの民族衣装が美しい。
・カンクン
カンクン・サミットの名で有名になったカリブ海沿岸の町で、最近ではアカプルコより人気のある観光地である。近くにコスメル、イスラ・ムヘーレスなどサンゴ礁の美しい島がある。英語とスペイン語の観光誌『カンクン・チップス』があり、主にカンクン、コスメル、メリダの遺跡、レストラン情報が満載されている。
・メリダ
落ち着いた趣の白い家が並ぶ、明るい町である。マヤ遺跡チチェン・イツァやウシュマルも近い。ユカタン半島は、シカの肉とユカタン料理が名物である。海岸地帯ではランゴスタ(伊勢エビ)、カラコル(巻貝)など、特にソパ・デ・マリスコス(海鮮スープ)は逸品である。

地方都市

グアダラハラ(ハリスコ州)
グアダラハラ市は、メキシコ北部のモンテレイ市とともに、メキシコ第2の都市である。商業都市で、メキシコ西部の中心都市となっている。

(1) メキシコシティーからの交通
グアダラハラはメキシコシティーの西北西に位置し、快適な高速道路がメキシコシティー〜グアダラハラ間500kmを結んでいる。所要時間は、自動車で約6時間、バスで7時間である。

(2) 気候
気候は、メキシコシティーとほぼ同じく、大きく乾季(10〜5月)と雨季(6〜9月)に分かれる。日本の四季に当てはめると、乾季が冬、雨季が夏ということになるが、その境ははっきりしていない。冬といっても日本の酷寒とはほど遠く、夏も猛暑になることのない、すごしやすい気候である。年間を通じ、最寒月は1月(1日の最低気温摂氏2〜3度)、最暖月は4〜5月(1日の最高気温摂氏35〜36度)である。また、1日の気温差が大きく、10〜30度の差が見られる。
一年中湿度が低いため、暑い日でも木陰にいると暑さを感じないが、乾季には肌荒れの原因になるほど乾燥する。雨はスコール性の降雨で1時間ほど集中的に降る。夕方に降るケースが多い。上空に寒気が入り込むと、雹混じりの降雨現象が起きる。

(3) 住宅
アパート物件もさることながら、独立家屋の庭付き一軒家も多い。比較的治安もよいため、快適な生活を送ることができる。参考までに、グアダラハラ在住日本人はほとんどが一軒家住まいである。日本人が多く住む地区としては、ブーゲンビリア団地、サンタ・アニータ・コンドミニアムなどがある。
(4)日本食品
日本料理レストランの豊(Toyo)が経営する日本食品店がある。品数豊富とまではいえないが、宅配サービスを行ってくれる。


              カンクンビーチ                        アカプルコビーチ



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